工作手順(ピローキューブ編)

今回はピローキューブを作って見ました。
ピローキューブは14面体のパズルで基本は3x3x3ルービックキューブと同じです。
10面体のオクタゴンを、さらに別の方向からカットしたものです。
通常のルービックキューブをカットしても作成は可能ですが、コーナの加工に
プラ板を2枚貼り付けることになるので、加工が少々複雑になると思われます。
私は今回は家に転がっていたオクタゴンをベースにして加工しました。
※まだ、結構たくさん残っていますが・・・


今回の製作のベースとして使用したオクタゴンです。
当時モノですが、つくりがいいかげんで、固めでかなり引っかかりが多いです。(ブツブツ)
加工前でも、加工後でもいいので、少し内部研磨(サンドペーパー程度)でをして、内部のバリ等を削ってやると多少マシになります。


コーナ8つとエッジ4つを切断しました。(ノコギリを使用)
ちょっと写真が暗めで分かりにくいかも知れませんが、切断面はでこぼこです。 切断後のヤスリで調整しますので、カットする線を、若干残し気味に切断すると良いでしょう。 ノコで削ると思わぬところで内側に食い込んだりして、本来、削ってはいけない所までカット(えぐって)してしまう場合があります。
※今回コーナパーツで深くえぐってしまい、1個無駄にしてしまいました。(^-^;


切断したパーツをサンドペーパで磨きます。
後で、プラ板を貼るので厚みを考慮して少し多めに削ります。(0.5mmほど)
削り加減に不安な場合はプラ板を先に作成して、切断面に当てて周りとの高さを調整します。 1個、いい感じで削れたら後はそれに合わせて同じ具合に削りましょう。 パズルの外側の部分なので、多少アバウトでも動作には問題ありません。神経質にならない程度で結構です。


プラ板を切断します。
カット面に貼るプラ板をカットします。 今回は黒い下敷きを使いました(100均で購入したものです。) エッジキューブのカット面に合う大きさに切断します。今回は 19mm × 25mmです。 ベースにしているキューブによって、若干大きさに差異がある場合がありますので、それぞれ実測してください。 コーナ用はさらに対角線で半分にカットした、三角形のものを使います。


カットしたプラ板をコーナ、エッジに接着します。
切断面にプラ板を張りましょう。私は瞬間接着剤(ゼリー状)を使いました。 パーツからプラ板がはみ出している場合は、回転時の引っかかりの原因になるので、 くっついてから、ヤスリではみ出し部分を削っておきましょう。 指で接着部分を触って違和感がないぐらいにします。


すべてのパーツを加工して組み立てたところで素体としては完成です。


好きな色のシールを貼って完成です。
14面分もあるので、お好きな色でどうぞ。(色選びが大変ですが。)



おまけ:
参考までに今回使用した14色は以下の通りです。
白色、青色、赤色、オレンジ、黄色、緑色、水色、ピンク、ベージュ、藤色、紫色、灰色、深緑、茶色