カッティングシート

スピードキューブをしていると、現行で売られているキューブのシールの耐久力の無さに泣かされます。
質問でも、「シールがボロボロになったけどどこで売っていますか?」というものが良くあります。
シールの耐久性を何とかして欲しいものですが、解決策として自分で貼り替えるのが速いです。

貼り替え作業が楽なのが、カット済みシールです。Rubiks.comで購入できます。 しかし、海外通販なので送料がそれなりにかかってしまいます。まとめて購入するか、別のものを頼むついででないとシールのみ1セットだと高すぎます。

そこでお勧めなのが、カッティングシートです。
カッティングシートは色の付いたシートの裏がシールになっていて、好きな形に切り抜いて貼ることが出来ます。 東急ハンズ、DIYショップ、カー用品店や画材店で手に入れられます。 色数も豊富なので、自分の気に入った色を選ぶことが出来ます。 値段は大体50cm×10cmで100円ぐらいです。 蛍光色や、金銀などの特殊な色は少々値段が上がります。(といっても10cmあたり200円ぐらいですけど) 丸めたままで保管すると、使用する際にシールにクセがついてしまいますので、 購入後は出来るだけ平らになるようにして保存してください。 B5ぐらいの大きさに分割して、バインダーにはさんで保管しています。

これを自分の気に入った色で6色揃えて、15.5mm角の正方形にカットしてキューブに貼ります。 私は切るときにまとめて切る方なので、あまった分はこんな風に袋に入れて保管しています。
4x4x4や5x5x5も同様にしてます。

このシールを、そのまま貼ってもいいのですが、角を丸めておくとシールが、剥がれにくくなります。(角の部分に爪が入ったりするとハばれやすくなります。) 角の丸めには、普通のハサミで丸くカットしてもいいのですが、この作業にお勧めのハサミがあります。 それは、ナミッコUです。 刃先は波状になっていて、この丸みにあわせてシールをカットするとシールの角がうまく切れます。 普通のハサミで丸めるよりも楽なので、非常にお勧めです。 値段は文房具店等で600〜700円ぐらいです。通販でも購入できます。 ちなみに100円ショップで似たようなのがあったので、最初に試してみたのですが使い物になりませんでした。

話がハサミにそれましたが、カッティングシートは2つのメーカーのものを使っています。
中川ケミカルとアルコアです。実はカッティングシートは中川ケミカルの商品名で、アルコアのものはカラーシートと呼ばれてます。 でも、商標が一般名になっているようで、どっちも含めてカッティングシートと呼ばれていることが多いような気がします。 (ホチキスやタッパー、ウォークマンみたいな感じですね。)

メインの6色に関しては以下のメーカを使っています。
青、赤:アルコア製
橙、黄、白、緑:中川ケミカル

特にメーカーを選んだ理由はありません。気に入った色がたまたまそのメーカーだったと言うだけです。 それ以外にも改造パズルに使用するために、なんやかんやで16色ぐらいのカッティングシートを使ってます。 薄めの色のカッティングシートは、素体のプラスティックの黒色が透けて、貼ったときに若干色味が変わります。

気に入った色のシートがうまく見つかるといいのですが、あまり高くないので色々と試してみて下さい。

Happy Cubing!